LOUIS GARNEAU JEDI 2005 BLK.
ルイガノ・ジェダイ2005年モデル(ブラック)

イントロダクション

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■JEDIと自転車通勤

2005年5月。当時、月4回ぐらいのペースで片道20km強の自転車通勤をしていたのだが、乗っていた無印良品号がかなり傷んでいたのでそろそろ新しい自転車を新調したいと思っていた。自分の乗り方を考えると「長距離を快適に走ることができて事務所内にも持ち込める折り畳み自転車」がよいという考えに至り、ネットで検索していたら横浜のGreen Cycle Station(GCS)のホームページでこのJEDIに出会った。

ひと目見て、このY字型のフレームが気に入った。オーソドックスといえばオーソドックスだが、全体的にバランスのよいデザインと感じた。GCSのホームページによると、走行性能もノーマル仕様でまずまずの走りができるとわかった(当時は「クランク1回転あたりで進む距離」を重視した)。後日、雑誌やネットで他車と比較検討した上でショップを訪れ試乗をさせてもらい、即日購入を決めたのだった。

買ったのはスタンダードモデル。上級モデルのJEDI-RとJEDI-Hもあったが、スポーツバイク初心者の私には何がどういいのかわからなかったし、スタンダードモデルが買えるぎりぎりの予算しかなかったので、実のところあまり眼中になかった。
ショップに「遠距離通勤を快適にしたい」と目的を伝えると、タイヤを1.5から1.35のスリックに替えることを提案され、タイヤだけは初めから取り替えておいてもらった。あとはサイコンをつける程度で、ほとんどノーマルの状態だった。

買ってから2年間ぐらいは純粋に通勤の「足」として乗っていたので何もいじることはなかったが、その間2度ほどJEDIオーナーの集まりに参加し、仲間のカスタムしたJEDIを見たり話を聞いているうちに、徐々に私のカスタム志向も芽生えてきた。メンテナンスも1から10までショップに依頼していたが、工具やケミカルも手元に置き始め、ある程度は自分でやるようになった。このあたりから趣味としての自転車生活が始まったのだった。

とにかくJEDIで通勤することが何よりの楽しみであり、深夜残業になりがちな仕事のストレスはほぼ自転車に乗ることによって解消していると言ってもよい。自転車通勤はいつどこへ行こうと自由なので、走り慣れた道に飽きてくるとルートを変えたり寄り道をしてリフレッシュしている。行きに通勤ルートとは無関係の川原をサイクリングしたり、真夜中に人工島を経由して帰ってくるのも時間が許す限り自由だ。会社を休んで旅行に行くのもいいけれど、日常の通勤の中でこうした楽しみがあるというのもまた貴重なことだろう。

たまにはアクシデントも面白い。午前2時とか3時という真夜中に、道中半ばで後輪がパンクして、修理道具も修理知識もなかったために家まで押し歩いたこととか(帰ったら明け方だ)、天候の急変で激しい雷雨に見舞われ、雨宿りしながらもずぶ濡れで帰宅したこととか、あまり頻繁にあっては困るが後日の笑い話として前向きに受け入れることにしている。

そんな自転車通勤生活もJEDIになってから早3年目、走行距離はトータルで4,000kmを超えた。しかも2007年8月にはひと月で650km走った。月間1,000kmのペースを維持する自転車乗りもいる世界だから「あまり走っていないほう」なのかもしれないが、自転車生活への深入りのしるしに、このようにホームページ開設に至った。BD-1に比べたら圧倒的にユーザーの少ないJEDIは、街中で出会うこともなければネットの情報も非常に少ない。私自身もずいぶん不自由を感じているので、それならばと自ら情報発信しようと思ったわけだが、別段スポーツバイクに詳しいわけでもないので、せいぜい私のJEDIと私の自転車生活を紹介するにとどめる極めて個人的なコンテンツとなる予定である。

(2007-9-1)



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